でんちゅう
[出版社]福音館書店かがくのとも 2008年11月号 [技法]油彩/色鉛筆
どんどんと姿を消していく電柱。街並みがすっきりするというけれど・・・。電柱は電気線や電話の線をかかえているだけではありません。
外灯や看板、標識、色々なものがついている電柱は、1本1本違って、個性があるのです。普段なにげなく目に している電柱の不思議を探る1冊です。

 

分水嶺さがし
[出版社]福音館書店 たくさんのふしぎ 2016年8月号[技法]墨/色鉛筆
降った雨水を、こちらの川とあちらの川に分ける境目のことを「分水嶺」といいます。分水嶺の存在を知った作者は、リュックに水を入れたペットボトルを詰めこんで、分水嶺を探す旅に出かけます。読み終わったあと、自分でも分水嶺を見つけたくなります。

 

 

もやし
[出版社]福音館書店 かがくのとも 2018年5月号[技法]墨/絵の具
もやしは「キャベツ」や「にんじん」といった野菜の種類ではなく、植物の種や豆から芽が出てこれから大きく育とうとする、まさにの時の「状態」のことをいうのです。作者が実際に「だいこんのもやし」や「えんどうまめのもやし」を育てる中で感じた、もやしの秘められたパワーを描いた一冊です。

 

津々浦々
[出版社]福音館書店 かがくのとも 2023年3月号[技法]色鉛筆/絵の具
電車に乗ることが好きな作者は、日本に「津」や「浦」がつく駅名が多いことが気になりました。はたしてなぜ? 不思議に思いながら、その地を訪ね、地元の人に話を聞き、行った場所を日本地図に記してみると、日本地図と同じ形に!駅名とともに日本のものを運ぶ歴史を想像する絵本です。